こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

ランナーズ・ハイ ― 2/23 横浜FM 1-2 G大阪[日産スタ]

■ざっくりとしたまとめ

Jリーグの2020年シーズンがいよいよ開始。
対戦相手は、前年覇者の横浜Fマリノス。昨年の開幕とホームアウェイは違えど同じ相手。
ガンバの先発は、東口、三浦、キム・ヨングォンオ・ジェソク、藤春、矢島、遠藤、井手口、小野瀬、倉田、宇佐美の11人。
フォーメーションはDAZN予想では4-3-3。
変則的に3バック、5バックになったりとかなり流動的だった印象。

ガンバは試合開始から果敢にプレスを掛け、マリノスのベースになる後ろからのつなぎを封じにかかる。
早々にその狙いがゴールにつながる。
前半6分に、相手GKのトラップが大きくなったところを矢島がボールを奪い、倉田がゴールに沈める。

相手も強力な前線を生かした攻めを見せるが、ゴールは許さず。
少しゲームがこう着しかけた30分ごろ、東口が供給したフィードに倉田が抜け出し、今度は矢島がゴール。
今期からのVARでオフサイド有無のチェックが入るが、ゴールの判定は覆らず。
相手の高いラインを逆手に取った攻めで追加点を奪取した。

後半は一転、マリノスが攻撃の圧力を強め、ガンバが耐える時間が増える。
相手の決定機逸や東口のファインセーブなどでなんとかゴールは許さずにいたが、70分ごろついに失点。

その後、同点・逆転を狙うマリノスはさらに圧力を強める。しかしガンバもそれを耐え忍ぶ。
交代カードはアデミウソン、福田、渡邉、重心を下げ過ぎないという意図だったか。

終盤は2回ハンドの疑いでVAR判定が入るなど、肝を冷やす場面が多々あったが、なんとか逃げ切りに成功。

開幕戦の勝利は2011年以来(だったはず)。
ということは、遠藤以外の現役選手はガンバで開幕戦勝利するのは初めて。
不名誉な記録はついに今年でストップ。
記録といえば、遠藤はこの試合でJ1通算631試合出場を達成し、楢崎正剛の通算1位に並んだ。
ただただ感嘆するのみ。

■余談のようなもの

なんとも終始テンションの高い試合でした。
マリノス相手のメタ戦術とでも言うべきでしょうか、前線からガンガンプレスにいってハメることができました。
高いラインを逆手にとった裏へのボールも効いてましたねー。
準備期間を長く取れる開幕戦だったことが今年ばかりはプラスに働きました。

大記録を達成した遠藤ですが、40歳とは思えぬ運動量を見せました。スプリントの少なさは相変わらずですが(笑)
また、運動量といえば、仲川封じの大役を担った藤春、守備のフォローやサイド攻撃などに奔走した小野瀬、走行距離がリーグ全体でトップだった井手口など、枚挙にいとまがありません。ゴールにからんだ選手、守備タスクを全うした選手、全員が素晴らしく、今節いまいちだった選手を見つける方が難しいですね。

それだけに、次節以降どういう戦い方を見せるのか気になるところです。
今節見せた戦い方が対マリノス専用のものだったのか、今シーズンのベースになるのか。
また、前年王者を倒して一気に勢いに乗ることができるのか。
いろいろ考えが膨らみますが、水曜のルヴァン・大分戦、日曜のリーグ第二節・仙台戦と、次の試合は間もなくやってきます。

いやー、数カ月我慢しただけですが、週末の楽しみが帰ってきました。
今年もお酒を傍らに、しっかり満喫しようと思います。

喫煙歴10年を超える男が、突然禁煙できた話

Jリーグ開幕まで首を長くして待っていますが、まだ1カ月ほどあります。

首といえばデスクワークが原因なのか、長いこと首肩のコリに悩まされています。

仕事中に「凝ってきたなあ」と感じると、肩を回してみたりしています。

しかし、軽く姿勢を直してみるとかも含め、体を少し動かすだけってのはあまり改善に効果があると感じません。

そのほかにも肩こりから気をそらすためのアクションを試していたのですが、なかなか特効薬になるような方法は見つかりませんでした。

その中で、一番効果があったと感じるのは、意外なことに「タバコを吸う」でした。

自分の行動を振り返ってみると、猫背、息が浅い、集中すると視野が狭くなる、肩に力が入りがちとか、同じ姿勢でずっと作業しがち、などなど。

肩こりを引き起こしそうな特徴をいくつも挙げることができます。

長らく通ってる整体では、体の左右差を無くすっていうアプローチで施術を受けているので、この辺の行動のくせまで改善する決め手にはならなさそうです(整体師さんからいろいろ体の動かし方とかの提案はしてもらってますが)。

で、この辺の「肩こり行動」をいい具合にほぐす役目を果たしていたのが、自分にとっては喫煙だったというわけです。

息を深く吸いますし、小休止して力みもほぐれます。

「そうか、なるほど。それならばタバコを吸い続ける合理的な理由があるな!」

と、特にやめることも考えずタバコを吸い続けていました。

 

ちなみに、20代のころは「30歳過ぎたらやめよう」と思っていました。

その当時は肩こりとのひもづけはしておらず、大学時代に付き合いで吸い始めたのが習慣化して、それがずっと続いていたというパターンです。

30歳を超えて、「そろそろやめなきゃな、でも・・・」と考えた時にこういう無理やりな合理化を使い始めました。

余談ですが、肩こりパターン以外にも、変な合理化ロジックはたくさん持っています。

 

■クリスマスがきっかけで禁煙が始まる

で、だいぶ前置きが長くなりましたが、筆者は禁煙しました。

正確には、まだ時々吸いたくなりますし、ふとした時に誘惑に負けるかもしれませんので、禁煙に取り組んでいる最中としておきます(逃げ腰)。

去年のクリスマスくらいから始めたので、まだ1カ月弱ですね。

あ、クリスマスが起点だからって、別にネタになるエピソードとかはありません。

まあ「年間でもっともフワフワするこの時期に、メイン級の嗜好品をガマンできるとか、精神的なタフネス得られそうじゃない?」とかは考えた気もしますが。

仕事が立て込んでる時に、ちょうどIQOSの買い置きが尽きたので、「買いに行くのめんどくさいし、このまま禁煙してみるかー」と始めたのが、どういうわけか長く続いている、という話です。

普段なら忙しかろうと休憩がてらタバコ買いに行きますが、ちょっと精神的にやさぐれていて、クリスマス前後にスーパー・コンビニに行きたくなかったんですよね。なんか幸せオーラがまぶしく感じるようなテンションでした。仕事のせいかな。

 

■依存しているつもりはなくても喫煙沼にはまっていた

喫煙歴は通算で10数年ですが、これまでにもタバコを断ってた時期は幾度かあります。

一番長く吸ってなかったのはおそらく4カ月間くらいでしょうか(なぜその時にやめられなかったのか)。

ちょうど引っ越した先が新築の賃貸で、部屋をタバコ臭くしたくないなーという理由からでした。退居する時に壁紙代がうんぬんというのも面倒でしたし。

それが、仕事のストレスで精神的に落ち込んでいる時につい手を出してしまい、あえなく喫煙者に逆戻りしました。それが3年くらい前。

いやー、久しぶりに吸ったタバコでいい気分になったこと。結構重たい銘柄(ゴロワーズ)吸ったので、頭が少しくらくらしましたが、その血の巡りの悪さすら心地よかったですね。日本橋ヨヲコさんの漫画のセリフを借りれば「吐き気がするほどうまかった」ですね。いや、あれは酒でしたが。

話を戻します。

一度長く禁煙して、うっかり舞い戻ってしまったので、次に抜け出すのはなかなか難しいだろうと思っていました。

 

■なんで禁煙が続いているのか

で、なんで今また禁煙やろうと思ったのか。

というよりは、なんで続いているのかってことに注視した方がいいかもしれないです。

今回の場合はきっかけというほどのことはありませんでしたからね。

いろいろ考えてみましたが、今でも続いているのは、2~3日辞めてみて「お、結構いけるやん」という実感を得たのが大きいと思います。

と言いつつも。

それが大きい理由に違いはないのですが、これまでもノド痛めたり、風邪をひいたりしたときは2~3日どころか1週間くらい吸ってない時もありました。

なので、短期間断てた!という自信を得ることだけが、禁煙を継続できる理由でないようにも思います。

・タバコと酒なら、どちらをとるか

次の要因ですが、酒との比較です。

実はクリスマスに禁煙を始めたのと並行して、3日間くらい酒も飲んでませんでしたが、そっちは年末まで耐え切れませんでした。自分の生活から酒が無くなるなんてありえない。

禁煙と禁酒の同時スタートから数日経って、「酒やめるのは無理やー(プシュッ)」となったわけです(まあ酒断つ気は正直なところ全くなくて、ほどほどのペースにしたいだけでしたが)。

ただ、その時「ならばせめて禁煙は続けるかー」と、ふわっと決意したような記憶がぼんやりあります。うーん、飲みすぎてよく覚えてねえや。でも、多分、した。

・健康への投資<害悪へのコスト

最後に考えられるのが、先ほど出ました整体の通院費との兼ね合いです。

あんまり出歩かない自分が定期的に通う数少ない習慣でして、今は月1回身体のメンテナンスをしてもらっているような感じです。

その整体が保険外診療で、施術1回で4,000円ほどします。

自分にとっては必要な出費と考えていますが、安くはないですよね。

で、ちょうど年末に差し掛かって、お金の出入りを整理していると、自分がタバコに掛けてた費用はそれよりも多かった。1箱520円のIQOSを大体2日で吸い切ってましたから、月8,000円くらいのコストです。

少し話が変わりますが、もともと喫煙者ってタバコが体に悪いなんて重々承知してて、それでも百害あるなかで、わずかな一利かそれ未満くらいのメリットを、それぞれの形態で持ってるから吸い続けてるのだと思います。

自分の場合はその一利が、「深い息を出し入れするリラックス効果」という体のコンディションにひもづくものだったわけです。

で、それがある時「健康のための投資以上に、身体への害にお金払ってる」と気づいてしまいました。まあタバコが害なのは十分にわかってます。そんなことは10年以上承知してますが、自分がお金を掛けてる健康関連の趣味(のようなもの)よりも高いと理解したわけです。「さすがにそれならだらだら吸い続けるのは許容できないな」となりました。

ちょうどお金の使い道を見直してるタイミングと重なったのが大きかったですね。

そういう気付きや実感を伴ってくると、あるときフラッシュバック的に吸いたくなっても「いやいやそれならマインドフルネスやろうぜ!」とか明後日の方向に欲求を飛ばすことだってできるようになりました。在宅勤務って素敵。いや、違う、そういうことを言いたいのではなく。

 

■まとめのような余談

自分の場合、薄給だけど酒好き、整体に通うのが好き、それがなんかたまたまクリスマス忙しかった、といったなんでもない要素が突然有機的に動きだして、禁煙を始めることができました。

この記事書いてよくよく振り返ってみると、30歳過ぎてタバコ吸い続けてたきっかけも、禁煙を継続できている要因にも肩こりが関係していますね。肩こり君のマッチポンプみたいな話と言えるかもしれない。いや、言えないか。 

 

同じような条件で禁煙に悩む方、となると結構限られると思いますが、やめるきっかけを探していたり、待っていたりするような層が見てくださっていれば、思い立った瞬間からとりあえず2~3日やめてみるといろいろ状況が動き出すかもしれませんよ、っていう話です。

やめたいけど、そんな短期間やめるのもキツいとかなら、無理せず禁煙外来とか利用した方がいいと思いますが。自分も、もし今回禁煙失敗したら受けてみようかなーと思います。筆者がひいきにしている整体と違って、条件を満たせば保険適用できるみたいですし。あ、いえ整体の施術には満足してますよ。

 

なんとなく自分の禁煙経験と関連させて「禁煙外来に行こうぜ!もしくはニコチンガム買おうぜ!」みたいな似非アフィリエイト記事みたいなのを書こうと思ったのに、長々とした自分語りになってしまいました。この記事を最後まで読んでくださる方は果たしているのか。

もしいたらその方には、深く深くお礼申し上げるとともに、一生肩こりに悩まされないとは言えないまでも、少し軽減できるようなソリューションに近々出会えるように祈念いたします。

開幕が近いのでスケジュールを確認 ― ガンバ大阪2020シーズン

ここしばらくJリーグの試合がないせいか、ガンバ情報に疎い状況が続いていました。

小野瀬が残留することになって安堵したり、気が付くとキーパーが大移動したり、あれよあれよという間に小野裕二が移籍してきていたり、そんなこんなで気がつけば新体制発表という感じでした。

とはいえ、忙しくてもなんとか最低限の情報は追える、いい時代になったもんだー。

スマホSNSが無かったら、リーグの開幕直前まで新体制の全貌なんかわからないままだった気がします。

 

■開幕戦アウェイの選択について

公式サイトの「試合日程」のページを見てきました。

今のところリーグ戦3試合と、ルヴァンのグループステージ、U23の二試合のみ開示。

で、J1リーグ開幕戦は、2月23日の横浜FM戦。

例年と違う点といえば、今年はアウェイ始まりを選択しましたね。

どうやら開幕アウェイになるのは2009年以来のことのようです。

さらに2012年からは開幕白星無しというなんともいえない成績です。

今年の相手は前年覇者、かつ直接対決でもダブルを食らった横浜FM

この難敵に勝つことができれば、一気に流れに乗れるのは間違いありません。

ガンバのロケットスタートを信じて、開幕までの日々を過ごしたいと思います。

 

■2月の歯ぎしり(再)

Jリーグ開幕戦がアウェイ、次の仙台戦がホームパナスタですが、今年はその前にルヴァンカップのグループステージ・柏戦が2月16日にホームで行われます。

ここを実質的なホーム開幕戦と捉えているガンバサポの方も多いでしょう。

しかし、筆者は予定があってこの日は参戦できないことが確定しました。

あー、また2月の中ごろかあ。

そういえばパナスタのこけら落としも行けなかったなあ。

当時は悔しさのあまり奥歯が欠けそうでした。今年もあの思いを味わうのか。

ルヴァンだからDAZNでは見れないし、隠れて速報だけ見て一喜一憂するとします。

 

しみじみしたり、奥歯をギリギリしたりしているうちに、ついに開幕までおよそ1カ月。12月くらいにはJリーグロスになることを憂いていたようなような気がしますが、そんな感傷に浸る間もなく次のシーズンがやってきました。

折りたたみ自転車「DAHON K3」を買ってみた話

昨年クロスバイク伊丹からパナソニックスタジアムまで行った記事でも触れましたが、2019年4月に「DAHON K3」という折りたたみ自転車を購入しました。

なんで昨年の出来事を今ごろ書いているのかというと、買ってそう経たないうちに腰痛が悪化して「自転車よりも歩きなさい」と係りつけの整体師さんに言われたり、在宅で仕事する時間が増えて引きこもりが加速したり、他にも言い訳要素は多々ありますが、要はこれまでほとんど乗ってなかったからです。

ここ最近は身体の具合も良くなってきて、目的に応じて移動手段を歩きと自転車で両立できるようになりました。

今住んでいる伊丹市からお隣の西宮市まで買い物行ったり、徒歩だと30分以上掛かるスーパーや役所まで行ったりしてみたので、その時感じたことなどを中心にメモしておこうということで筆をとりました。

いわゆる乗りなれた人の実践的なレビューとはだいぶ異なる内容になるかと思いますので、それでもいいよという仏のような心を持った方は、このまま読み進めてください。 

 

DAHON K3ってどんな自転車?

DAHON K3 (2019年モデル)

DAHON K3 (2019年モデル)

DAHON K3のご尊顔です。

公式の方が数億倍いい画像なのでURL貼っておきます。

K3 - PRODUCT | DAHON OFFICIAL SITE - ダホン 公式サイト

ついでにここから基本スペックも参照させていただきます。

Weight:7.8kg
Wheel Size:14inch
Transmission:3 Speed
Folding Size (cm):W65 × H59 × D28 

とまあ、写真とスペックが語る通り、「コンパクトで軽い、それでいて3段変速搭載」っていうのが大きな特徴です。

公式ストアによると2019年モデルは赤・黄・白の3種類で展開しており、購入した店舗では赤と白がどちらも同じセール価格でした。

店員さんからは「赤が人気ですよー」と推されましたが、宗教上の理由で赤とかピンクはNGです。青は無いようなので、消去法で白を選択しました。いやいや、これも中々渋くていい色じゃないか!

ちなみに2020年モデルは中々クールな新色で展開しているようです。いいなあ。

ただ、スペックは大きく変わってないかと思います。

[追記]

ネットのレビューを拝見してると2019年モデルで青があるみたいですね。それが欲しかったあぁぁ。 「あれはサックスブルーだから川崎にあるあのチームの色だ」と自分に言い聞かせて耐え忍びます(酸っぱいぶどう)。

あと、これも先人たちのレビューを見て気づきましたが、どうやら筆者がテールライトを付けている位置はおかしいようです。これ書き終わったらこっそり直しておくとします。

■そもそも折りたたみにした理由

そもそも本音を言えば当初はクロスバイクを新調しようと思っていました。

なんで折りたたみ自転車を買ったかというと、いくつか理由があります。

・共用の駐輪場問題

筆者が住むマンションは屋外に駐輪場があって雨風にさらされます。そのうえ、スライド式のラックに自転車を納める形態なので、結構となりの自転車とガツガツ当たるんですよね。

さすがにそれで自転車が壊れるようなことはありませんが、傷がついたりするとテンションが下がります。もちろん廊下やベランダなどの共有スペースに置いとくのも無理なので、室内に置いておけるサイズの自転車がベストです。

また、ロードバイクとかをかっこよく吊して保管するみたいなスペースは室内にはありません。なので折りたたみ自転車が最適だったわけです。

・公共交通と組み合わせて移動したい(輪行したい)

折りたたみ自転車を輪行バッグに収納して、遠出した先でのんびり乗るスタイルにあこがれてました。ロードバイクに精通されてる方なら分解して輪行っていう選択肢もありえますが、自分のスキルなど鑑みると、簡単に折りたためる方が断然楽です。

前述の室内保管と持ち運ぶことの両立を目指すわけですから、「折りたたみで、サイズはできるだけ小さくて軽い方が望ましい」となります。

・「ちゃんと」乗りたくない

ロードレーサーの入門用とかクロスバイクの上位のモデルなんかも一時候補でした。

しかし、あくまで自分の用途は長時間かつ長距離のライドではなくて、普段づかいや小旅行含め気軽に乗り回すことと、たまーに思い立って10~20kmくらい走ることです。

走行性能の高い自転車を買うと、ウェアを買ってみたり、パーツにこだわってカスタマイズしたり、遠出してバイクパッキングとかやりだして旅行にはまったり、そういう方向に走りそうな気がします、自分の性分的に。いかん想像したらやりたくなってきた。

で、それはそれで楽しそうなのですが、これ以上出費が増えると生活に困りそうですし、ほどよいところで歯止めを掛けておく必要があります。

 

これらを総合しますと、14インチだけど3段変速付きで、本気出せば結構走れるよ、っていうDAHON K3は自分にとってはちょうどいい自転車でした。ほかにもいくつか候補がありましたが、行ってみた店舗でセールになってたのが決め手でした。

 

■で、実際に乗ってみた感想

・小さくて軽いって素晴らしい

まず、余裕で室内保管できます。上記スペックの通り、折りたたんだ状態だと幅65 × 高59 × 奥28ですから狭い部屋でも問題なし。

筆者の部屋では、隅の方にバスマットとすのこを敷いてその上に置いてます。

折りたたみ機構も優秀なので、「マンションの入り口でたたむ→そのまま手持ちで部屋まで運ぶ」ってのもそこまでめんどくさくないです。

・そこそこ走れる

「上でちゃんとしたくないと書いておいて…」と我ながら思いますが、まあ時々10kmくらいは乗りますから、サイズ面の優秀さを維持しつつ、それでいてしっかり走れる方がいいに決まっています。

で、このDAHON K3はギアを重くすれば結構スピードが出ます。正確に測ってないですが、体感ではママチャリ以上クロスバイク未満ってところでしょうか(雑)。

・衝撃によるダメージ

K3に限らず小径車のネックになるのがこの点じゃないでしょうか。ちょっとした段差どころか、アスファルトの継ぎ目とかですらズンズン衝撃が来ます。主にお尻と腕に。

多少慣れてましになってきた気もしますが、こればかりは避けられないかもしれません。

・慣れるまで真っすぐ走りにくい

これもサイズが小さいがゆえの弱点でしょうか。ハンドル操作に神経をつかいます。一番重いギアにしてると結構スピードも出ますし、安全に関わるところなんで購入後しばらくは全力で走るのを控え、用心しながら乗ってました。

ただまあ、これも乗っていれば慣れます。

 

■とりあえずやったこと

・スタンドを付けた

普段づかいなのでスタンドが無いのは不便すぎる。購入時はショップの店員さんいわく「K3専用のスタンドはメーカーも出してないんですよー」とのことでしたが、しばらくするとamazonで買えました。普通のキックスタンドですが、対応したものを買わないと折りたたむ時に邪魔になる場合もあるようです。

・手袋を買ってみた(ワークマンの安物)

腕への衝撃緩和のために安価なサイクルグローブも買ってみました。多少はマシな気がしますね。これまではクロスバイクの運転も全部素手だったので新鮮です。

 

■今後やってみたいこと

・ハンドルグリップとサドルの交換(守備力強化バフ的な)

多少は慣れた、といってもやっぱり一番気になるのは腕とお尻のダメージです。ちゃんといろいろ調べて衝撃を緩和してくれそうなのがあれば検討しようかなあと思います。

・ペダルの交換(帳尻合わせ)

ハンドルグリップとサドルを交換すると多少は重量が増えると思います。せっかく軽さがウリのK3なので、増えた重さはどこかでそぎ落としたいです。そうなると、付属ペダルが候補に挙がります。

購入前後にいろいろ調べましたが、ハンドルグリップ、サドル、ペダルは定番のカスタムポイントみたいです。そのほかタイヤを太いのに交換して安定性を高めるなんてこともできるようです。いやいや、カスタム沼ほんと怖い。全部やりたくなるやん。

 

【 1/19修正】

当初では「ハンドル」と表記してましたが、正確には、ハンドルグリップです。

決してハンドルバーをブルホーンにしたいとかではないです。

失礼しました。該当箇所を修正させていただきました。

■ところで(余談)

トータルで見ると結構満足しているDAHON K3ですが、長い時間乗っているとサドルの高さをロックしていても少しずつ下がってくるんですよね。長い時間乗る程こぎにくくなるというトラップ。

で、正確な原因はよくわかりませんが、この自転車の耐荷重75kgとかどなたかのブログで拝見しました。筆者はちょうどそのくらいでして、服とか荷物を入れると超過すると思います。ひょっとすると体重オーバーが原因なんですかね。えー。

それが原因だとしたら、もっとたくさん自転車に乗るべき動機になりうるわけですが、前述の通りそこまでガッツリ乗りたくないからこれを購入したわけですし、自転車によるエクササイズってのはあまり意識せずにいきたいところです。

 

でで、余談の延長戦ですが、ならば普段の歩きの質を高めようってことで、靴を新調しました。

買ったのはHOKA ONEONEのARAHI 3 です。普通に歩いても、強い反発力でめっちゃ進みます。今話題になってるナイキの厚底シューズもこんな感じなんですかね。

あれだけ注意しておいて、結局がっつり出費してるやんって話ですが、ここから靴のレビューになだれ込むにはグダグダ書きすぎたので、この記事はここらで締めます。

 

長々書きましたが、最後まで読んでくださったみなさまありがとうございました。

DAHONカリフォルニア州に本拠を構えているとのことで、ここまでお付き合いいただいた諸兄姉には、次に飲むカリフォルニアワインが大当たりになるよう祈念させていただきます。

【ご報告】ブログのちょっとしたリニューアル

当ブログにお越しのみなさま、日ごろは筆者のグダグダした戯言にお付き合いいただきありがとうございます。

先ほど不思議な情熱で松屋で食べたご飯のレポートを書きあげましたが、順序でいえばこっちを先にアップすべきでした。

まあ多分、これはあまり見られる記事ではないし、別にいいか・・・

■ブログ、リニューアルしました。

httpsへ移行

え、今さら、という話ですが。

いやはや、2018年2月22日以前に開設したブログはhttpだったようです。

知らんかった。設定ごちゃごちゃいじってるときに気づきました。

移行自体は超簡単に終わりました。

ちなみに、「なんのために移行したの?」と問われるとオタオタする程度の知識しかありません。

・ブログテーマの変更

今まではデフォルトの「epic」を使っていましたが模様替え。

テーマストアで人気No.1の「Minimalism」をインストールさせていただきました。

blog.hatena.ne.jp

・トップページを記事一覧に

1,000字程度の記事が毎度全文表示されるのは見にくいなあと、今さらながらに思いましたので、アーカイブ表示をトップページに持ってきました。

無料版ユーザーなのでできないのかなあとあきらめてましたが、下記記事を参考にしたら爆速でできました。この場を借りてお礼申し上げます。

herumo.hatenablog.com

スマホも買い替えたし、デフォルトのサムネイルを少しでも自分で撮った写真に置き換えられるように善処します。

 

・カテゴリー(タグ)を作成

大別すると、サッカー(ガンバ)関連・飲食関連・自転車、ってところです。

自分の更新頻度を考えると、ブログを分けなくてもタグの分類でまあいけるかなと思います。趣味に関することをつらつら書くブログなので、この辺はあまりシビアに考えないようにしたいです。

 

■今後

あとはトップページに表示される記事数変えたり、いまだにデフォルトのプロフィール画像をこしらえたり、こまごまとした修正をこっそりやっていく所存。

ガンバ大阪の観戦記事も、それ以外の記事も、今よりたくさん書けるといいなあと思っています。

今後とも当ブログをよろしくお願いします。

松屋のシュクメルリ食べてきた、にんにくマグマと大盛の罠

松屋ジョージア料理「シュクメルリ」の全店販売を1月14日から開始しました。

 

松屋のシュクメルリを求めて

ジョージアってどこ?とかシュクメルリって何?という疑問は、多分wikipediaで調べた方が早くて正確かと思うので詳細は割愛します。

ジョージア (国) - Wikipedia

シュクメルリ - Wikipedia

筆者はジョージア料理初体験ですが、今回のシュクメルリは鶏肉をにんにくたっぷりのクリームソースで煮込んだ料理だそうです。

上記の公式ツイートにあるように、以前は一部店舗の限定販売でした。今回は全店で提供ということで、「世界一にんにくを楽しめるメニュー」とのコピーに心躍らせながら最寄りの松屋まで早足で向かいました。

 

■いざ、実食

シュクメルリ ライスセット(ライス大盛・野菜サラダ抜き):730円

シュクメルリ ライスセット(ライス大盛・野菜サラダ抜き):730円


で、早速食べてきたので感想などまとめてみます。

具は鶏もも肉とさつまいもがゴロゴロ入っており、なかなかのボリュームです。

で、一口目からにんにくのパンチ力がすごいのなんの。

チーズのとろみも相まってか、口の中は一瞬にしてにんにくの香りで満たされます。

この暴力的なにんにくチーズソースをまとった鶏もも肉が食べ応えばつぐんです。

そんでもって、さつまいもが意外にもいい仕事してます!

食べる前は「じゃがいもの方がいいんでない」とか思ってましたが、マグマみたいなにんにくとチーズで蹂躙された口の中に、さつまいもの甘さが遅れてやってきていい感じです。

もっとこう、クリーム煮とかシチューっぽい汁気のある料理を想像していましたが、チーズフォンデュみたいなとろみ強めのスープでした。

 

シュクメルリのゴロゴロ鶏もも肉

シュクメルリのゴロゴロ鶏もも肉

■猫舌に容赦ないご馳走

で、にんにくの香りやゴロゴロ具材の多幸感に満たされながら食べ進めていたんですが、とにかくこのシュクメルリめっちゃ熱いんですよ。

本来はコリアンダーなんかも入れるらしいのですが、熱すぎてそこまで判別できなかったです(単にバカ舌である可能性も否定できませんが)。

 

具の中までしっかり熱が入った状態で提供されるので、口の中は大惨事になります。

前述の通りチーズたっぷりでとろみ強めのスープなため、事態をより悪化させます。

さらに追い打ちをかけるように、この料理は冷めない!

鍋料理の分類のためか、なんと固形燃料に火を付けて提供されます。

筆者は猫舌かつ早食いなので、このシュクメルリという料理は天敵みたいなスペックでした。

いやもちろん美味しかったんですけど。

限られたランチタイムに急いで食べようとしている諸兄姉はくれぐれもご注意を。

シュクメルリ鍋の固形燃料

シュクメルリ鍋の固形燃料

 

■ライス大盛はトラップ(個人の感想です)

シュクメルリ鍋定食ならびにライスセットはライス大盛無料キャンペーン中とのことで、迷わずライス大盛を選択。

(ちなみに大盛無料キャンペーンは1月28日火曜日の午前10時まで)

ですが、個人的な感想ですがライスとは合わないかな、と思いました。

にんにくの風味が強いせいでしょうか、ホワイトシチューというよりは濃厚なチーズソースの塩梅でしょうか。

いろいろ考えられることはありますが、どっちかっていうとお酒欲しくなりますね。

しかし松屋に置いてあるアルコール類はビールとハイボール

シュクメルリがそれらと合うイメージも湧かなかったので、今回はおとなしくライス大盛りをモリモリ食べ進めることに。

米を減らすペースには結構苦心しました(途中何度かライスに紅ショウガ乗せようか悩みました)。せめてライス並にするべきだったか。

ジョージアでは何と合わせて食べるんだろうか。やっぱパンとかかなあ。

■単品お持ち帰りとかできるんかな?

「リピートしたいけど、ライスと合わないのは痛いなあ、どうしよう・・・」

とか帰り道にぼんやり考えてましたが、帰ってから調べてみるとシュクメルリは単品でも買えるみたいです。その場合は590円。

そういえば券売機メニュー下の方に小さく書いてたような気がします。

よくよく考えればこれが自分にとっては最適解な気がしてきました。

シュクメルリはお持ち帰りにすれば、熱さも落ち着いて自分好みの具合になるはず!

単品でお持ち帰りできるのかわかりませんが、今度行ったときに試してみるとします。

まあセットしかお持ち帰り不可でも、ライスだけ翌日の朝ごはんとかにすればいいか。

■まとめのようなもの

グダグダ批判めいたことも書きましたが、シュクメルリ美味しかったです!

・にんにくがガツンと効いた料理を求める人には超おすすめ

・めっちゃ熱いので早食い・猫舌の人は注意

・ライスは合わなかった(個人の感想です)

次回はお酒と合わせて楽しんでみようかと思います。

■どんな酒と合わせようか(余談)

ジョージア料理は今回初でしたが、ジョージアワインなら飲んだ記憶があります。

(どこで飲んだかは忘却の彼方ですが)

再びwikipediaさんによりますと、かなり歴史があり「ワイン発祥の地」だとか。

楽天やらエノテカなんかで検索してみたところ、結構な値段がしますなー。

シュクメルリを自宅で酒と共に楽しむとしても、多分合わせるのは格安のチリワインとかになりそうです。

ガンバ艱難を鑑み完勝も、緩慢に看板 ー 12/7 G大阪 3-2 浦和 [埼スタ]

■ざっくりとしたまとめ

2019シーズンのラストゲームは敵地での浦和戦。
ガンバはすでに残留確定、浦和は確定ではないものの現実的にはほぼ残留という状況。

井手口が体調不良で直前に欠場し、倉田が川崎戦以来の先発を果たす。
そのほかは前節と同じスタメンで臨む。

試合は前半からガンバが試合を支配して、早々に宇佐美が先制弾を決める。
しかしその後、決定機はありながらも決めきれず前半終了。
後半から守備を整理して圧力を強めた浦和が徐々に流れをつかむ。
そうこうしているうちに柏木に直接FKを決められ同点に。
失点後すぐに宇佐美CK→三浦落とす→アデミウソンのナイスコントロールで勝ち越し。
再び優位に立ったガンバは交代で入った福田がダメ押し点を挙げる。
福田はこれがJ1初ゴール(のはず)。
終盤、ファブリシオに決められてバタバタしながらもなんとか3-2で逃げ切り成功。

苦しんだガンバの2019シーズンは、なんとか3連勝で締めくくることができた。

■余談のようなもの

今日はPCでDAZNのガンバ対浦和、テレビでNHK横浜FMFC東京を観戦しました。
後者はところどころいいシーンを見逃していますが、いやはや横浜FM見事でした。
圧倒的な得点力もさることながら、キーパーが退場しても試合を崩すことなく、
一人少ないのに前から果敢にプレッシャーに行く姿勢なども素晴らしかったです。
喜田が涙したり栗原がシャーレを掲げたりといった姿を見て、敵ながら感動しました。
もしガンバが優勝争いしていた場合はそういう心境では見れなかったでしょうが。


一方、FC東京は優勝するには大量得点が必要で、2006年のガンバを思い出しました。
アウェイでFC東京にやられた時は、このまま逃げ切るのかなと思いましたが・・・。
本当にJリーグの終盤戦は見どころが多くて楽しませてくれます。


ガンバはというと、今節勝って7位フィニッシュ。
勝ったことは何よりですが、福田の得点以降は全体の気がゆるんだ印象を受けました。
前半の内容や、追い付かれた後の得点が素晴らしかっただけに、もったいないです。
前節のセレモニーで宮本監督がメンタル面の課題を挙げていましたが、それを象徴するような試合でした。
もちろん、点もたくさん入って、最終的にしっかり勝ててうれしいんですが、手放しで喜べないというか・・・。

最後までピリッとしない姿を見ると、去年大型連勝した後に柏にボコボコにされた試合がよぎりました。
いやいや、よくないですね。苦しいシーズンながらもしっかり勝って締めくくったことをポジティブに考えねば。
これから移籍市場も活発になって、フロント・指導陣含めて来年どういう編成で挑むのかはまだわかりませんが、来シーズンは今年のリーグ終盤に時折見せたいい状態を継続してくれるように願うばかりです。
ポジティブな要素もいくつか見えた1年でしたし、来年こそはタイトルを!


何はともあれガンバの今シーズンは終了しました。
しばらくJリーグなくて退屈になりますね。
終わりゆくシーズンを惜しみながら酒浸りになりつつ、明日と来週のJ1参入プレーオフを満喫するとします。