こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

去年でみそぎは済んだと思っていた― 8/26 G大阪 0-3 鳥栖[ベアスタ]

アンラッキーな失点で完全にリズムを失う、なんとも名状しがた試合でした。ディフレクションなんだしそこまで気落ちしなくても・・・、と思いましたが、これも不調なチーム状況だからこそでしょうか。ベアスタでの大量失点、なぜか頭痛がしますね。去年勝って苦手は払拭できたはず、というのは甘かったのでしょうか。

 

ここ最近、相手が押せ押せムードになるとなす術なくやられる試合展開があまりに多いです。焦って取り返そうと、前に重心を置きすぎてるのか、中盤でいやな奪われ方してそのまま崩れる展開が多過ぎます。

 

その辺引き締めるのは、かつては中盤でバチバチ体を張る明神だったり、最近では今野や井手口だったりしましたが、その役目をこなす選手が見られないのは厳しい点です。高も随所でいいプレーをしていてかなり可能性を感じますが、今日は早い時間にカードをもらったのが痛すぎました。今野も戻ってきますし、熱いポジション争いでもかましてチームに喝を入れてほしいもんです。共存するならそれもまた良しですが。

 

バイタル付近に入ってからワンタッチでつないでいくのはアデミウソンと倉田の特徴を考えればいい選択だと思うのですが、なかなか決定的な形は作れませんでした。もうちょい裏抜けとかも組み合わせないと相手も対応しますよね。渡邉も上手く消されてましたし、攻め手を完全に欠いてました。これがチームの現状かと思うとヤケ酒が進んでしまいます。

 

1失点目、入ってしまっては詮無きことですが、あの状況でボールに触れたのは東口の反応速度あってこそだなあと思いました。劣勢でも戦い続けるメンタルの象徴みたいな選手なので、今日の結果も上手く切り替えてくれると信じています。たとえトーレスのリーグ戦初ゴールでスポーツニュースで抜かれまくったとしても(歯ぎしりしつつ)。