こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

ガンバ艱難を鑑み完勝も、緩慢に看板 ー 12/7 G大阪 3-2 浦和 [埼スタ]

■ざっくりとしたまとめ

2019シーズンのラストゲームは敵地での浦和戦。
ガンバはすでに残留確定、浦和は確定ではないものの現実的にはほぼ残留という状況。

井手口が体調不良で直前に欠場し、倉田が川崎戦以来の先発を果たす。
そのほかは前節と同じスタメンで臨む。

試合は前半からガンバが試合を支配して、早々に宇佐美が先制弾を決める。
しかしその後、決定機はありながらも決めきれず前半終了。
後半から守備を整理して圧力を強めた浦和が徐々に流れをつかむ。
そうこうしているうちに柏木に直接FKを決められ同点に。
失点後すぐに宇佐美CK→三浦落とす→アデミウソンのナイスコントロールで勝ち越し。
再び優位に立ったガンバは交代で入った福田がダメ押し点を挙げる。
福田はこれがJ1初ゴール(のはず)。
終盤、ファブリシオに決められてバタバタしながらもなんとか3-2で逃げ切り成功。

苦しんだガンバの2019シーズンは、なんとか3連勝で締めくくることができた。

■余談のようなもの

今日はPCでDAZNのガンバ対浦和、テレビでNHK横浜FMFC東京を観戦しました。
後者はところどころいいシーンを見逃していますが、いやはや横浜FM見事でした。
圧倒的な得点力もさることながら、キーパーが退場しても試合を崩すことなく、
一人少ないのに前から果敢にプレッシャーに行く姿勢なども素晴らしかったです。
喜田が涙したり栗原がシャーレを掲げたりといった姿を見て、敵ながら感動しました。
もしガンバが優勝争いしていた場合はそういう心境では見れなかったでしょうが。


一方、FC東京は優勝するには大量得点が必要で、2006年のガンバを思い出しました。
アウェイでFC東京にやられた時は、このまま逃げ切るのかなと思いましたが・・・。
本当にJリーグの終盤戦は見どころが多くて楽しませてくれます。


ガンバはというと、今節勝って7位フィニッシュ。
勝ったことは何よりですが、福田の得点以降は全体の気がゆるんだ印象を受けました。
前半の内容や、追い付かれた後の得点が素晴らしかっただけに、もったいないです。
前節のセレモニーで宮本監督がメンタル面の課題を挙げていましたが、それを象徴するような試合でした。
もちろん、点もたくさん入って、最終的にしっかり勝ててうれしいんですが、手放しで喜べないというか・・・。

最後までピリッとしない姿を見ると、去年大型連勝した後に柏にボコボコにされた試合がよぎりました。
いやいや、よくないですね。苦しいシーズンながらもしっかり勝って締めくくったことをポジティブに考えねば。
これから移籍市場も活発になって、フロント・指導陣含めて来年どういう編成で挑むのかはまだわかりませんが、来シーズンは今年のリーグ終盤に時折見せたいい状態を継続してくれるように願うばかりです。
ポジティブな要素もいくつか見えた1年でしたし、来年こそはタイトルを!


何はともあれガンバの今シーズンは終了しました。
しばらくJリーグなくて退屈になりますね。
終わりゆくシーズンを惜しみながら酒浸りになりつつ、明日と来週のJ1参入プレーオフを満喫するとします。