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折りたたみ自転車「DAHON K3」を買ってみた話

昨年クロスバイク伊丹からパナソニックスタジアムまで行った記事でも触れましたが、2019年4月に「DAHON K3」という折りたたみ自転車を購入しました。

なんで昨年の出来事を今ごろ書いているのかというと、買ってそう経たないうちに腰痛が悪化して「自転車よりも歩きなさい」と係りつけの整体師さんに言われたり、在宅で仕事する時間が増えて引きこもりが加速したり、他にも言い訳要素は多々ありますが、要はこれまでほとんど乗ってなかったからです。

ここ最近は身体の具合も良くなってきて、目的に応じて移動手段を歩きと自転車で両立できるようになりました。

今住んでいる伊丹市からお隣の西宮市まで買い物行ったり、徒歩だと30分以上掛かるスーパーや役所まで行ったりしてみたので、その時感じたことなどを中心にメモしておこうということで筆をとりました。

いわゆる乗りなれた人の実践的なレビューとはだいぶ異なる内容になるかと思いますので、それでもいいよという仏のような心を持った方は、このまま読み進めてください。 

 

DAHON K3ってどんな自転車?

DAHON K3 (2019年モデル)

DAHON K3 (2019年モデル)

DAHON K3のご尊顔です。

公式の方が数億倍いい画像なのでURL貼っておきます。

K3 - PRODUCT | DAHON OFFICIAL SITE - ダホン 公式サイト

ついでにここから基本スペックも参照させていただきます。

Weight:7.8kg
Wheel Size:14inch
Transmission:3 Speed
Folding Size (cm):W65 × H59 × D28 

とまあ、写真とスペックが語る通り、「コンパクトで軽い、それでいて3段変速搭載」っていうのが大きな特徴です。

公式ストアによると2019年モデルは赤・黄・白の3種類で展開しており、購入した店舗では赤と白がどちらも同じセール価格でした。

店員さんからは「赤が人気ですよー」と推されましたが、宗教上の理由で赤とかピンクはNGです。青は無いようなので、消去法で白を選択しました。いやいや、これも中々渋くていい色じゃないか!

ちなみに2020年モデルは中々クールな新色で展開しているようです。いいなあ。

ただ、スペックは大きく変わってないかと思います。

[追記]

ネットのレビューを拝見してると2019年モデルで青があるみたいですね。それが欲しかったあぁぁ。 「あれはサックスブルーだから川崎にあるあのチームの色だ」と自分に言い聞かせて耐え忍びます(酸っぱいぶどう)。

あと、これも先人たちのレビューを見て気づきましたが、どうやら筆者がテールライトを付けている位置はおかしいようです。これ書き終わったらこっそり直しておくとします。

■そもそも折りたたみにした理由

そもそも本音を言えば当初はクロスバイクを新調しようと思っていました。

なんで折りたたみ自転車を買ったかというと、いくつか理由があります。

・共用の駐輪場問題

筆者が住むマンションは屋外に駐輪場があって雨風にさらされます。そのうえ、スライド式のラックに自転車を納める形態なので、結構となりの自転車とガツガツ当たるんですよね。

さすがにそれで自転車が壊れるようなことはありませんが、傷がついたりするとテンションが下がります。もちろん廊下やベランダなどの共有スペースに置いとくのも無理なので、室内に置いておけるサイズの自転車がベストです。

また、ロードバイクとかをかっこよく吊して保管するみたいなスペースは室内にはありません。なので折りたたみ自転車が最適だったわけです。

・公共交通と組み合わせて移動したい(輪行したい)

折りたたみ自転車を輪行バッグに収納して、遠出した先でのんびり乗るスタイルにあこがれてました。ロードバイクに精通されてる方なら分解して輪行っていう選択肢もありえますが、自分のスキルなど鑑みると、簡単に折りたためる方が断然楽です。

前述の室内保管と持ち運ぶことの両立を目指すわけですから、「折りたたみで、サイズはできるだけ小さくて軽い方が望ましい」となります。

・「ちゃんと」乗りたくない

ロードレーサーの入門用とかクロスバイクの上位のモデルなんかも一時候補でした。

しかし、あくまで自分の用途は長時間かつ長距離のライドではなくて、普段づかいや小旅行含め気軽に乗り回すことと、たまーに思い立って10~20kmくらい走ることです。

走行性能の高い自転車を買うと、ウェアを買ってみたり、パーツにこだわってカスタマイズしたり、遠出してバイクパッキングとかやりだして旅行にはまったり、そういう方向に走りそうな気がします、自分の性分的に。いかん想像したらやりたくなってきた。

で、それはそれで楽しそうなのですが、これ以上出費が増えると生活に困りそうですし、ほどよいところで歯止めを掛けておく必要があります。

 

これらを総合しますと、14インチだけど3段変速付きで、本気出せば結構走れるよ、っていうDAHON K3は自分にとってはちょうどいい自転車でした。ほかにもいくつか候補がありましたが、行ってみた店舗でセールになってたのが決め手でした。

 

■で、実際に乗ってみた感想

・小さくて軽いって素晴らしい

まず、余裕で室内保管できます。上記スペックの通り、折りたたんだ状態だと幅65 × 高59 × 奥28ですから狭い部屋でも問題なし。

筆者の部屋では、隅の方にバスマットとすのこを敷いてその上に置いてます。

折りたたみ機構も優秀なので、「マンションの入り口でたたむ→そのまま手持ちで部屋まで運ぶ」ってのもそこまでめんどくさくないです。

・そこそこ走れる

「上でちゃんとしたくないと書いておいて…」と我ながら思いますが、まあ時々10kmくらいは乗りますから、サイズ面の優秀さを維持しつつ、それでいてしっかり走れる方がいいに決まっています。

で、このDAHON K3はギアを重くすれば結構スピードが出ます。正確に測ってないですが、体感ではママチャリ以上クロスバイク未満ってところでしょうか(雑)。

・衝撃によるダメージ

K3に限らず小径車のネックになるのがこの点じゃないでしょうか。ちょっとした段差どころか、アスファルトの継ぎ目とかですらズンズン衝撃が来ます。主にお尻と腕に。

多少慣れてましになってきた気もしますが、こればかりは避けられないかもしれません。

・慣れるまで真っすぐ走りにくい

これもサイズが小さいがゆえの弱点でしょうか。ハンドル操作に神経をつかいます。一番重いギアにしてると結構スピードも出ますし、安全に関わるところなんで購入後しばらくは全力で走るのを控え、用心しながら乗ってました。

ただまあ、これも乗っていれば慣れます。

 

■とりあえずやったこと

・スタンドを付けた

普段づかいなのでスタンドが無いのは不便すぎる。購入時はショップの店員さんいわく「K3専用のスタンドはメーカーも出してないんですよー」とのことでしたが、しばらくするとamazonで買えました。普通のキックスタンドですが、対応したものを買わないと折りたたむ時に邪魔になる場合もあるようです。

・手袋を買ってみた(ワークマンの安物)

腕への衝撃緩和のために安価なサイクルグローブも買ってみました。多少はマシな気がしますね。これまではクロスバイクの運転も全部素手だったので新鮮です。

 

■今後やってみたいこと

・ハンドルグリップとサドルの交換(守備力強化バフ的な)

多少は慣れた、といってもやっぱり一番気になるのは腕とお尻のダメージです。ちゃんといろいろ調べて衝撃を緩和してくれそうなのがあれば検討しようかなあと思います。

・ペダルの交換(帳尻合わせ)

ハンドルグリップとサドルを交換すると多少は重量が増えると思います。せっかく軽さがウリのK3なので、増えた重さはどこかでそぎ落としたいです。そうなると、付属ペダルが候補に挙がります。

購入前後にいろいろ調べましたが、ハンドルグリップ、サドル、ペダルは定番のカスタムポイントみたいです。そのほかタイヤを太いのに交換して安定性を高めるなんてこともできるようです。いやいや、カスタム沼ほんと怖い。全部やりたくなるやん。

 

【 1/19修正】

当初では「ハンドル」と表記してましたが、正確には、ハンドルグリップです。

決してハンドルバーをブルホーンにしたいとかではないです。

失礼しました。該当箇所を修正させていただきました。

■ところで(余談)

トータルで見ると結構満足しているDAHON K3ですが、長い時間乗っているとサドルの高さをロックしていても少しずつ下がってくるんですよね。長い時間乗る程こぎにくくなるというトラップ。

で、正確な原因はよくわかりませんが、この自転車の耐荷重75kgとかどなたかのブログで拝見しました。筆者はちょうどそのくらいでして、服とか荷物を入れると超過すると思います。ひょっとすると体重オーバーが原因なんですかね。えー。

それが原因だとしたら、もっとたくさん自転車に乗るべき動機になりうるわけですが、前述の通りそこまでガッツリ乗りたくないからこれを購入したわけですし、自転車によるエクササイズってのはあまり意識せずにいきたいところです。

 

でで、余談の延長戦ですが、ならば普段の歩きの質を高めようってことで、靴を新調しました。

買ったのはHOKA ONEONEのARAHI 3 です。普通に歩いても、強い反発力でめっちゃ進みます。今話題になってるナイキの厚底シューズもこんな感じなんですかね。

あれだけ注意しておいて、結局がっつり出費してるやんって話ですが、ここから靴のレビューになだれ込むにはグダグダ書きすぎたので、この記事はここらで締めます。

 

長々書きましたが、最後まで読んでくださったみなさまありがとうございました。

DAHONカリフォルニア州に本拠を構えているとのことで、ここまでお付き合いいただいた諸兄姉には、次に飲むカリフォルニアワインが大当たりになるよう祈念させていただきます。