こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

お盆の後はクラゲが増える ― 8/23 G大阪 2-2 鹿島[鹿島スタ]

ざっくりとしたまとめ

日曜に磐田戦を終え、中4日でアウェイ鹿島戦に臨む。

キーパーと最終ラインはいつものメンツ。中盤はアンカーに井手口、前に宇佐美・倉田、サイドは小野瀬に、脳震盪による欠場から復帰した福田。2トップはパトリックとアデミウソンを起用。

前半、東口が裏へロングボールを入れ、アデミウソンが流し込み先制。

しかしすぐさまセルジーニョに決められ追いつかれる。

パナスタでの試合の再現か、先制されても鹿島は慌てずにガンバの隙を狙っていく展開になった印象。

後半、シュート性のボールを伊藤翔に合わせられ勝ち越される。

その後、裏へのボールに抜け出した福田がペナルティエリア内で倒されPK獲得、それをパトリックが決めて同点に追いつく。

その後は鹿島の攻め立てに耐えつつ少ないチャンスで勝ち越しを狙うが、要所は鹿島の素早い潰しに遭いそのままドロー決着。

これで5戦連続ドロー。ここ数試合続いた終盤の失点は防ぎ、さらに逆転されながらもなんとか追いついた。試合後の宮本監督と井手口から「ポジティブな勝ち点1」という言葉が出た。

 

余談のようなもの 

天皇杯の敗戦も含めたここ数試合の重苦しい雰囲気が劇的に変わったとは言えませんが、それでもよく追いついたと言えます。また、終盤の失点癖を鹿島相手になんとかしのいだことと、内容的には劣勢ながら少ないチャンスを勝ち越しにつなげようという姿勢は次節にもつながると期待します。このまま下位をフラフラ漂っていると息を吹き返した降格圏のチームにまくられる危険性もあるので、若干の差がある今のうちに浮上のきっかけをつかんでほしいです。

 

あと、ここ最近中盤のかじ取り役である矢島を温存したことの良し悪しはなんとも言えませんが、井手口のコンディションが上向いてきてるのは収穫でしょう。ただ本来は矢島や遠藤が構えるポジションなだけに、もう少し攻めたパス回しを見たいなという感想も抱きました。

で、誕生日だった井手口が試合後インタビューを受けていました。10代の頃よりちゃんとした受け答えになりつつあって、そんなところから成長を感じました(もはや親戚のおっちゃん目線)。今度はプレー面でもっと成長した姿を見せてほしいですね。