こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

3歩許さず、2歩進む ― 7/20 G大阪 2-2 名古屋[豊田スタ]

勢いだけで書く時系列のまとめ

復帰初戦となる宇佐美は早速アデミウソンとのコンビで先発。中央は遠藤、矢島、倉田の構成。オランダ移籍を控えた中村も左サイドで先発、右サイドには福田を起用。最終ラインは負傷の三浦に代わり菅沼が先発。

開始早々、後方からのパスをカットされ、最終的に守備網を崩されて失点。

しかしすぐさま遠藤のフィードからアデミウソンが抜け出して1点を返す。

宇佐美もアデミウソンとの連携からゴールに迫るが、ランゲラックに阻まれる。

前半終了間際に相手の左サイドからのクロスに飛び込まれて失点。

後半はガンバの足が止まったのか、攻撃が停滞し守備も後手後手に。何度もピンチをむかえるがなんとか追加点を許さずしのぐ。

交代は中村→小野瀬、遠藤→食野、アデミウソン→渡邉と、攻撃的なカードを切る。

終盤は受けに回った相手を攻め立てる展開に持ち込むが、崩し切ることができない。

このまま敗戦かと思われたアディショナルタイム、小野瀬のクロスに頭で合わせたのは宇佐美!復帰初戦で即ゴールをあげ、なんとか勝ち点1をもぎとる。

 

余談のようなもの

宇佐美復帰初戦、報道されていた中盤ではなく前線での起用、これは彼の振りのするどいシュートからの得点を期待せずにはいられない!とワクワクしながら観戦していましたが、まさかヘディングで決めるとは。

しかしスタッツ見るとシュートは3本、下がってつなぎに関与したり、後半ポジションが変わったりしたのも影響しているでしょうが、ちょっと物足りない数字です。

シュート以外にも高精度のサイドチェンジをぶちかましたり、技術の高さは随所に見せましたが、やはり彼には得点に絡む仕事を期待したいです。

試合全体を通して見ると、開始早々にパスを引っ掛けられて失点したので、その後慎重になりすぎたんでしょうか。前節見られた後方からの良いつなぎが、今節はちょっと消極的だったように見えました。守備面でも相手の強力なフォワードに警戒してラインが低かったような…。ただ、ここ最近は名古屋に2-3で負けるという約束された展開が続いていたので、内容が悪いなりに2-2としたのは一歩前進とも言えるでしょう。

 

ここから中断期間を挟むので、その間にしっかり整えて見違えた姿を見せてくれると期待しています。宇佐美もきっとまだまだ状態を上げてくれるでしょうし、小野瀬も負傷明け万全でない状態が続いていたので、この2週間がプラスに働くに違いありません。

次節は神戸戦、かつて宇佐美が得点を量産したカードです。前半戦パナスタで打ち合いの末敗れた悔しさがまだ残っていますので、ぜひともやり返してほしいです。

 

Jリーグタイムに間に合わせようと急いで書いたので、乱文はご容赦ください(ギリギリセーフ)