こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

談合などなかった - 11/23 G大阪 2-0 仙台[パナスタ]

■ざっくりとしたまとめ

今節にも残留を確定させることができるガンバはホームで仙台を迎え撃つ。
センターバックは菅沼を起用。倉田は川崎戦の負傷から順調に回復してベンチ入り。
序盤はスキの多い守備陣が長澤などからボコられ、伝統芸の恩返し弾を食らいかける。
しかし相手の決定機逸や東口のファインセーブなどもあり無失点にしのぐ。
攻撃では左で整えて小野瀬に向けて大きくサイドチェンジ、という形を連発。
小野瀬からクロスを供給し続けて仙台守備陣を脅かすも、前半は崩し切れず無得点に。

後半に入っても基本的な攻め方は変えずに望むガンバ。
攻めながらも崩し切れず嫌な空気が出てきた中、相手のパスミスから宇佐美が一気に抜け出し先制点。
その後、またしてもカウンターから宇佐美とアデミウソンのコンビネーションで崩して追加点。
交代はめでたく負傷から復帰した倉田、その後パトリックとスサエタ。
仙台は長澤交代後もハモン・ロペスを軸に何度かよい形を作るも、ガンバの守備陣が踏ん張りゼロ封。
井手口が果敢なプレスからボール奪取を繰り返し、相手の攻め手を潰し続けた。

このまま2-0で試合終了し、これでガンバは残留確定。残りはホーム松本戦とアウェイ浦和戦。
共に残留未確定のチームだけに、モチベーションが難しくなる立ち位置になった。
だからこそ、そういう相手にしっかり結果を残して来期への糧にしてほしいところ。

■余談のようなもの

今日ガンバと仙台が引き分けでも残留はほぼ確定だったそうで。
前半は強度の高さと前節見せたフワフワ感が同居していた内容だったので、
「立ち合いは強く入って(以下略)」な展開になってんじゃねえかと思いました。
後半は、そんな不安を一蹴するがごとく宇佐美が爆発。
自身3試合連続ゴールに加え、アデミウソンのゴールをお膳立て。正に王者の所作を魅せました。
得点シーンの少し前にシュートを大きく外したのを見て、
「もう足止まってるし、シュートが枠に行かないなら変えた方がいいんでない」と思ってましたが、
その数分後に手の平を返させてくれました。われ、足溜めとったんかい。
ドローのまま終盤までいくと談合試合になるんじゃないかとハラハラしていたので、
何はともあれ勝ち切れて良かったです。

ラストプレイでスサエタと藤春に決定機が訪れるも決めきれませんでした。
藤春は13km以上走り切りスプリントは46回とすさまじい記録。
今節は特に攻守に上下動を繰り返しただけでなく、さらに小野瀬のクロスに大外から合わせに行く、
想像するだけで足がもげそうな仕事をこなしました。それだけにご褒美ゴールがあればよったですが。
スサエタも最後のシーンで決めていれば残り2試合の出番が増えたかもしれないので悔やまれます。

余談中の余談ですが、今節は毎年恒例「秋穫祭」の開催日。
例年よりイベントブースが豪華でテンション上がりました。
ちょうど倉田選手が復帰した試合と重りましたし、来年もぜひ縁起物のイベントになってほしいです。
昨年爆速で売り切れたさんまの塩焼きが今年は残り数匹のところで確保できました。
さんまをつついてビールを飲んで、試合はいい形で勝利。よき週末でした。

さて、本日はJ2最終節。自動昇格枠残り一つを横浜FCと大宮が争います。
14:00から横浜FC vs 愛媛、大宮 vs 金沢。
うーん、悩ましいところですがBS中継のある前者を観戦するとします。
「このままいくと・・・」の表を肴に日曜の昼から飲んだくれたいと思います。