暗黒盆踊り ― 8/18 G大阪 1-1 磐田[パナスタ]
ヤケになって書くざっくりとしたまとめ
水曜日に天皇杯・法政大学戦に敗れたガンバ大阪。リーグ戦も勝ちきれない試合が続き苦しい状況が続く。
今年で三回目となるガンバ・エキスポ。パナスタには新記録となる37,000人を超える観客が詰めかけた。
キーパー・最終ラインはいつものメンツ。中盤は遠藤・倉田・高江、サイドに小野瀬と鈴木を起用。フォワードには宇佐美とパトリックが先発。
一方、磐田はファビオが先発、今野がベンチ入り。両者メンバー紹介で大きな拍手が贈られる。
試合は早い時間で磐田・ルキアンが二枚目のイエローカードを受け退場、ガンバは数的優位を得る。
有利な状況を活かし押し込もうとするものの、つなぎがチグハグで相手を効果的に動かしたり、効果的な崩しを見せられなかったりと、典型的な「一人少なくなって逆に難しくなった」という言い訳に収束する展開に。
前半に小野瀬のクロス+宇佐美(多分)の飛び込みでカミンスキーが判断を誤りゴールを得る。
後半もボールを保持する時間は長かったが、なかなか追加点を奪えず。ようやく来た決定機も、宇佐美・パトリックともに決めきれず。
交代は、高江→矢島、宇佐美→井手口、小野瀬→菅沼と、2枚目以降は守備固めに入る。しかしそれが功を奏さず、終盤はここ最近よく見た展開に。相手がリスク上等で押し込んできた展開に飲まれていく。
ついにラストプレーでPKを取られ失点。一人少ない相手に、しかも先制点を取りながら、それでも勝ち切ることができず。
余談のようなもの
なんだか事実上の最下位決定戦を見せられたような気分です。
前述の宇佐美とパトリックに訪れた決定機のどちらかが決まっていれば。後半走れなくなるのなら、せめて得点で貢献してほしいもんです。終盤の失点癖もさることながら、攻撃が小野瀬の突破くらいしか期待感を持てないのは深刻です。
コンディションや連携がいまいちな選手を多く抱え、交代策で流れも変えられず、世代交代とU-23終了を見据えて行ったと思しき人員整理が裏目に出て、なんともひどい閉塞感です。勝ちこそ最高の良薬になるはずですが、自らそのチャンスを捨てているようにすら感じます。
終始重苦しい雰囲気のままお盆の連戦を終えました。
もう選手同士がつかみ合いのケンカをして、拳で語る、あるいは雨降って地固まる的に結束が強まるみたいなことでも起きない限り状況が変わらないような気さえします。
・・・ちょっと言いすぎましたが、なんにせよカンフル剤が欲しい。たとえ劇薬でも。