目立つ空席と結果の出ないチーム ― 4/20 G大阪 1-1 大分[吹田S]
■お客さんが少ない!
公式発表の入場者数は17,000人程度だったでしょうか。
好天に恵まれた土曜のデイゲーム。お花見シーズンも終わりましたし、そんなにお客さんが減る要素無いはずですよね?
雨天の神戸戦でおよそ37,000人集めたのと同じスタジアムと思えない・・・。
ゴール裏は相変わらずの迫力でしたが、全体的にはなんともさびしい客入りでした。
■つづく悪循環
で、前半は非常に相手のパス回しに苦労した印象。決して焦らず後ろで確実につなぐ姿勢は少し前の広島を彷彿とさせました。さすがにストヤノフや森崎和幸がいたころのそれとは違いましたが、片野坂監督の確かな実績がなせる業なのかもしれません。
そういう完成度の高いチームにミラーゲームを挑むのはやはり分が悪かったのでしょうか、なかなか奪いどころが見つからず相手ペースで前半が進んだように見えました。
開幕当初はJ2連合軍と揶揄されていた大分ですが、これまでは素晴らしい結果を残しています。代表クラスの選手がいなくてもここまで戦えるんだよ、というお手本を見せられているようで、わが軍としてはいろいろ考えさせられます。
■突如勢いを増す。
後半になってアデミウソンを投入。空中戦の強さは無いものの相手を背負ってボールをもらい、鋭いターンとしつこい球際へのチャレンジで相手の脅威になっていました。
ハーフタイムに守備も手を加えたのでしょうか。アデ・ウィジョ・遠藤あたりが相手の最終ラインのつなぎをいい感じに邪魔してるようなシーンが多く見られるようになりました。
しかしながら、前半のフワッとした失点と、勢いを増した時間帯に攻めきれなかったのが響いてドローで終了。いつになったらホームで勝ち試合を拝めるのでしょうか。
■よかったところ
・後半、アデミウソンと小野瀬投入後、攻撃に厚みを生む
・ヤットさん、今日は積極的にゴールに迫る ラッキーだったが結果を出す
・守備陣は大分安定感が出てきた ジェソクも足を引きずりながら闘志全開
■よくなかったところ
・前半、相手の丁寧なつなぎになす術無し
・またしても試合中の負傷交代 お祓いでは済まないかもしれない
・攻め立てた時間帯でもうひと押しできていれば
・2万人割れは万博の大入り時と同じ水準…
このまま「勝てないホーム」が続くと常時2万人割れの厳しい現実が待っているのかもしれません。そうなったらやだなあ。