こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

あるいは虎 ー 6/29 G大阪 3-1 松本山雅 [アルウィン]

前節出場停止の倉田が復帰。気になる中盤は、倉田・矢島のインサイドハーフ、アンカーに遠藤という形で臨みました。

序盤は松本の激しいプレスにつかまる場面も多く、攻撃面では随所にいいパスを打ち込みながらも良い形のフィニッシュまではつながらず。

ちょっと苦労するかなーと思って見てましたが、ファン・ウィジョが久々のゴールで先制したことでチーム全体にも余裕が生まれた印象です。

しかし後半、相手のセットプレーで失点。この場面の守備はいかがなもんかと思いましたが、松本の練度が上回ったという感じでしょうか。

追いつかれた直後、ここでペースを乱さなかったのが勝因の一つかもしれません。遠藤の素晴らしいパスから倉田が素晴らしい動きだしとトラップで勝ち越し弾を奪取。その後、相手のチャンスもありながらゴールは許さず、終盤にはファン・ウィジョのダメ押しゴールも生まれ試合を決定づけました。

ガンバはこれで今シーズン初の連勝!良い形でリーグの折り返しを迎えました。

 

まとめのようなもの

○よかったところ

・久々の複数得点。リーグ戦3得点は3/30の神戸戦以来

・ファン・ウィジョ、鬱憤晴らす2得点。ていうかハットトリック未遂。

・2点目の遠藤→倉田の流れは芸術的。これで勢いを増した。

●よくなかったところ

・序盤、相手のプレスにバタバタした印象。

・失点時の守備は、今シーズン序盤によく見られた形。嫌な記憶が・・・。

 

余談のようなもの

今節はDAZNで観戦していましたが、試合後反町監督と遠藤が談笑してる姿が抜かれていましたね。ジェスチャーを見てると、2点目のシーンについて話しているのかなと想像しますが、どうなんでしょう。スタジアムだとうっかり見逃しそうな場面でしたので、こういうのも映像で見る良さかもしれません。

 

さて、前半戦は勝ち点20の暫定11位で折り返し。今結果を出ている3バックを今後も継続するのか、藤春が復帰したこのタイミングでどこかで4バックに戻すのか。あとはもなんといっても、復帰が決まった宇佐美がどれだけ暴れてくれるのか。今節しっかり勝ち切ったことで、ポジティブな妄想が膨らみます。長いこと冬眠していた蒼黒の虎も覚醒の予感ですし、チームも一気に流れに乗って上位陣を食っていける試合を見せてほしいなと思います。