パーティーはやれない - G大阪 1-3 C大阪 [ヤンマー]
■怒りを抑えきれずに書くざっくりとしたまとめ
2週間の準備期間を経て、アウェイ・長居での大阪ダービーに臨むガンバ。
累積警告で出場停止の小野瀬に代わり前節Jデビューを果たしたスサエタが、フォワードには宇佐美と、前節決勝ゴールを決めた渡邉千真が先発。
試合開始、サイドの高い位置での細かいパスを中心に主導権を握ろうとするガンバだったが、相手のクロスからフリーのブルーノ・メンデスに頭で決められ先制を許す。
そのまま立て直すことができずにセットプレーからヨニッチに決められ失点。
早い時間で2点リードされる苦しい展開に。
主導権を奪われた後は、ロティーナのチームらしく整理された守備を崩せず前半終了。
後半もガンバは攻守ともに全く改善が見られずに時間を浪費。
そうこうしているうちに守備対応のお粗末さからとどめの3失点目をくらう。
パトリックとアデミウソンを投入して打開を図るが、反撃の糸口をつかめないまま終盤に。
終了間際にアデミウソンがなんとか一矢報いるも、試合終了。ガンバは2012年以来のダービー敗戦。チームとしての完成度の差をまざまざと見せつけられた。
■切り替えきれないまま書く余談のようなもの
今日の敗因はチームの完成度の差というのは明らかですが、これまでの大阪ダービーで見せてきたチームの力を何段階もブーストする緊張感のようなものが感じられず非常に残念でした。倉田が途中交代したときにかなり感情を露わにするシーンがカメラに抜かれましたが、ほかの選手たちは果たしてそこまでのモチベーションで臨めていたのか・・・。
早い失点が精神的な面でも難しくしたと言えばそれまでですが、そもそもその取られた展開はどうなんだと。今シーズン嫌というほど見た、危険な場所で相手をフリーにするシーンをまたしても、そして1試合の中で何度も繰り返してしまいました。前半戦で苦しい思いをしてきたのが経験値として消化されていないです。DAZNで解説していた岩政さんも、キーパー含めた守備陣のコミュニケーションについて指摘していましたが、失点シーンはみんなボールしか見てませんものね。
無理やりポジティブな点をいくつか挙げるとします・・・。そうでもしないと切り替えきれない・・・。
スサエタのプレーは素人目にも上手いなーと思いました。もう少し落ち着ける状況でのプレーがぜひとも見たいところです。盤石の展開でのプレーは見られていませんからね。
あと、今日もお仕事を全うできなかった宇佐美ですが、前節の鳥栖戦からコンディション自体は上がってきた印象です。報道によると抱えていたケガが回復してきたようです。復帰してからこれまでを振り返ると、ケガしてるなら無理して出なくてもよかったんでないってくらいの出来だったので、ここからチームの救世主となる活躍を見せて手の平を返させてほしいところです。
本当にどうでもいい感想ですが、劣勢の終盤にペナルティエリアに侵入して一矢報いたアデミウソンの姿を見て昨年最終節の柏戦を思い出しました。
今年も残留争いの渦中にありますが、今度はパナスタに気志團がやってくる金J、ホーム札幌戦です。昨年のDA PUMPのように、V字回復のきっかけみたいになればいいですね。
今日はビールやら買い込んでましたが、ヤケ酒すらできぬ荒れた心境です。