こちらの青い芝は

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Jリーグ(ガンバ大阪)とお酒の話など

また兆しだけ - 11/10 G大阪 1-2 大分[昭和電ド]

■ちゃぶ台を返したくなりつつ書くざっくりとしたまとめ

今日の試合で勝利すれば、他会場の結果次第で今期の残留が決まるガンバ。
前節と同じスタメンでアウェイ大分戦に臨む。
前半は中盤の流動的な動きで相手を翻弄して優位に試合を進める。
早い時間に宇佐美が先制。ゴールに至るまでのつなぎも相手を置き去りにする素晴らしい流れだった。
その後はチャンスを作りながらも決めきれず。
そうこうしているうちにゴールから遠い位置で与えたファウルから生まれたスキを突かれ、大分・三平に決められて追い付かれる。
後半は大分優位で試合が進み、またしてもセットプレーから失点。ファーサイドでフリーの選手を作られるお決まりのパターン。
ガンバはスサエタ、パトリック、福田と投入し得点を狙うが届かず。
そのまま1-2で敗戦。先制し、前半は優位に試合を進めながらも、後半以降は相手が一枚も二枚も上手だった。

■余談のようなもの

先制点を含めた前半が良い内容だっただけに、追加点を奪いたかった試合でした。
後半に入ると大分が修正してきたのか、立場は逆転。
勝ち越される前に交代選手などで流れを変えたかったですが、そうもいかず。
今期の宮本監督は準備してきた形が崩れると立て直すことができないですね。
今日は終盤に福田投入後に4バックに変えて、最後の圧力を掛けにいきましたが好転せず。
栓無き結果論ですが、勝ち越される前に動く選択肢もあっただろうに・・・。
今日も動くのが遅かった印象です。まあ押されててイライラしていたからそういう印象になるんでしょうけど。

個人的に期待していたスサエタも周りとタイミングが合わないシーンが散見されました。
スペースにパスを出してくれる矢島となら相性いいかも、と思っていたら矢島との交代でした。うーむ残念。
見てみたかったインサイドでの起用でしたが、今のメンバーの中で置きどころがないっていう評価なのは理解できました。
もちろんスサエタ一人の問題ではなくて、足元でボールをもらいたがる選手が多いのもあるでしょうけれど。
今節サクっと残留を確定させて、残り試合はスサエタと周りを合わせるために積極起用して・・・
なんてえこひいき視点で妄想もしましたが、そう思い通りにはいきませんね。そりゃそうか。

一方11:00に行われたユースカップの準決勝(福岡戦@レベスタ)では先制して追い付かれながらも勝ち越してアウェイで3-1で完勝。
同じく九州の地で行われたトップの試合とは対照的な結果でした。
いつもなら鬱屈とした思いを若い世代の躍動で晴らすという身勝手なサイクルで自己完結しています。
しかし今期のJ1も残りわずかとなる中、やっぱりトップチームが来年上位に食い込める質のサッカーを見せてほしいなと思います。
前半はその兆しが見えたような気がしただけに。